2016年12月24日土曜日

建物・建築について④



今週のお題:建物・建築について


今日はクリスマスイヴですね。
幼いころは24日の夜にサンタさんが現れるのを楽しみに頑張って起きていましたが、気が付くと朝になっており、プレゼントが置かれていました。
サンタさんに会えなかった心残りはあるものの、プレゼントをもらえた嬉しさで幸せな気持ちだったのを覚えています。
現在はさすがにサンタさんは来なくなりましたが、クリスマスにウキウキしている近所の子供たちを見て懐かしく感じました。

さて、世界中の人をワクワクさせるサンタクロースですが、サンタクロースがどこの国に住んでいて、どういうお家で過ごしているのかご存じですか?
建物・建築について詳しくご紹介できるほではありませんが、せっかくのクリスマスイヴなので今日はサンタクロースの居住地について触れたいと思います。


サンタクロースの住んでいる場所・住所については、国によってそれぞれの解釈や説明がなされているようですが、なかでも代表的なものとしては、フィンランド、グリーンランド(デンマーク王国)、スウェーデン、アメリカ、カナダなど、各国で定着している説が世界的にも広く知られているようです。


まず、北米大陸のアメリカやカナダでは、サンタクロースは氷と雪に覆われた北極に住んでいるという説。
アメリカでは、1953年頃、アラスカ州に新しい町「ノースポール」を建設し、サンタクロースとクリスマスの町として名乗りを上げました。
もちろん、サンタクロースの家(サンタクロース・ハウス Santa Claus House)があります。
1952年に建てられた建物で、世界中の子供たちから約100万通を超えるサンタさんへの手紙が届けられます。


 赤と白が基調の「サンタクロース・ハウス Santa Claus House」です。サンタクロースも洗練されたお家に住んでいるようです。




「ノースポール」のサンタクロースさんです。





続いては北極からフィンランドへお引越し説です。
サンタクロースは北極に居住地があるという定説を覆したのがフィンランド。
1925年にフィンランドで発行された新聞の記事では、次のような「サンタクロースのお引越し」が報じられました。

「北極では食料が不足し、トナカイに餌をあげることが出来なくなったため、サンタクロースはフィンランドのラップランドに引っ越しました」



写真は2011年ヘルシンキ(フィンランド)でのクリスマスパレードの模様です。

食料不足は大きな問題です。トナカイの為にサンタさんもお引越しです。

フィンランドのサンタクロース村には、世界中の子供たちが送ったサンタへの手紙が集められるサンタクロース郵便局があるほか、事務局やクリスマスグッズの売店などもあり、世界中から観光客・旅行客が集まるアミューズメント施設となっています。


この写真はサンタクロースとクリスマスエルフたちがサンタクロース郵便局で何かお仕事中みたいです。

クリスマスエルフ(Christmas elf)とは、アメリカの民間伝承において、サンタクロースと一緒に北極に住んでいるとされる小柄の妖精(エルフ)で緑色の服に先のすぼんだ帽子をかぶり、とがった耳をしているといわれています。
助手として、北極にあるサンタのオモチャ工場(Santa's workshop)で子どもたちへ配るクリスマスプレゼントの製造・ラッピングを担当しており、仕事の合間にはサンタのそりをひくトナカイたちの世話もしているらしいです。とても働き者ですね。

下記の動画ではクリスマスエルフに扮した子供たちがサンタのオモチャ工場でクリスマスプレゼントを作っていると思わしき場面が描かれています。
流れている曲は、クリスマスソングの定番曲『ひいらぎかざろう Deck The Halls』。

https://www.youtube.com/watch?v=KA_TA395-Vs

子供たちもかわいいですが、犬たちもかわいいです。一度は耳にしたことがある曲ですね。




お店もグッズがたくさんあり、楽しそうです。



サンタクロース村の簡単な地図です。




サンタクロース・オフィスです。こちらの村ではオフィス兼家になるのでしょうか。


暖炉やクリスマスツリーが素敵なお部屋です。薪の燃える音が聞こえてきそうです。


想像していたよりトナカイは大きいのですね。イラストだとかわいいので・・。
フィンランドといえばオーロラです。美しいですね。



 プレゼントを袋に用意しているのでしょうか?


ちなみに、フィンランドではサンタクロースの名前は、フィンランド語で「ヨウルプッキ Joulupukki」。サンタの奥さんの名前は「ヨウルムオリ(ヨウルマー)」。
「ヨウル joulu」とは、フィンランド語で「クリスマス」、「ムオリ muori」とは「おばあちゃん、老いた母」などの意味があるそうです。


フィンランドのサンタクロース「ヨウルプッキ Joulupukki」とサンタの奥さんの「ヨウルムオリ(ヨウルマー)」。陽気で朗らかな雰囲気です。


こちらはフィンランドのサンタクロースのインタビューです。
https://www.youtube.com/watch?v=WGXEIzY35l8







 続きまして、スウェーデンのサンタワールドに定住説。
「サンタクロースお引越し説」もあれば、スウェーデンでは1984年にサンタクロースが定住する地はスウェーデン・サンタワールドであるとの宣言もありました。
フィンランドのサンタクロース村に負けじとサンタクロース関連施設の充実化を図っています。
園内にはサンタクロースの家やおもちゃ工場、学校などもあり、子供たちに配るクリスマスプレゼントもサンタワールドで作られているという何とも夢のある演出がなされています。


サンタワールドの入り口です。住人の皆さんがお出迎えしてくれていますね。



おもちゃ工場です。中が気になります。


サンタワールドのサンタさんのお家です。
アメリカ・ノースポールのサンタクロース・ハウス( Santa Claus House)やフィンランドのサンタクロース・オフィスとはまた異なった造りで面白いですね。こちらのお家は木材の暖かさを感じます。



サンタワールドの地図です。


こちらのサンタワールドではサンタクロースから手紙を貰える「サンタからの手紙」サービスが提供されています。「スウェーデンのサンタクロースからぜひ手紙が欲しい!」という方は、このサービスを利用してみるのはいかがでしょうか?

サンタワールド・ジャパン https://santaworld.jp/santa/index.php

ただし、残念ながら今年の申し込みは終了です。来年に楽しみを持ち越して期待しましょう!





続いてはこちら、グリーンランド(デンマーク王国)に長老サンタさんが住んでいます説。
グリーンランド(デンマーク王国)には、なんと御年400歳を超える長老サンタクロースさんが住んでいるという主張があります。
しかも、この長老サンタさんをサポートする目的で、「国際サンタクロース協会」という団体が設立されています。
 「グリーンランド国際サンタクロース協会」は1957年に設立されていますが、運営団体は不明という謎の団体です。
その活動内容は世界各国に支部を置き、独自の「公認サンタクロース」を認定することにより、グリーンランドが組織的に世界のサンタクロースを統括しているかのような活動展開です。
先に述べたようにこちらの団体は不明な点も多いようで、本当に謎ですが謎のままでいきましょう。


 400歳超えのサンタクロース氏でしょうか…?


こちらはデンマークの国旗を持ったサンタさんのお皿です。
ちなみにディナー用でお値段は3300円です。
このサイトで購入可能です。
https://www.zazzle.co.jp/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF+%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88






以上、サンタクロースの居住地についてご紹介しました。
私的にはフィンランドのサンタクロース村に興味があります。
そして、サンタクロースのお家の造りや色彩が国により異なり面白いですね。

面白いと言えば、こちらの動画をご紹介して終わりたいと思います。
初めて見たときは衝撃と予想外の面白さに小一時間、笑いが止まりませんでした。
注意といたしましては音量は大きすぎず、小さすぎず、さらには周囲に誰もいないときに見た方が良いと思われます。

①Jingle Bells (Goat Edition)   https://www.youtube.com/watch?v=-M7sMIJRQgg

Silent Night(Goat Edition)https://www.youtube.com/watch?v=Y9_YXGVmco4

③We Wish You A Merry Christmas (Goat Edition)  
https://www.youtube.com/watch?v=OcI6FIpd0CA

④Holy Night (Goat Edition)   https://www.youtube.com/watch?v=1h2jmNU_6UI

⑤Rudolph (Goat Edition)   https://www.youtube.com/watch?v=wNPyMoEf3rg



いかがですか?実はこちら、ヤギが歌っています。
慈善団体「アクションエイド(ActionAid)」のスウェーデン支部がつくったこちらのミックスは、同団体が貧困地域へと寄付しているヤギの重要性の認知を広める目的もあるそうです。
簡単に言いますと、募金活動の一環のためにアルバムを発売したそうです。
ですので、ヤギの重要性を訴えるためにヤギ自身が歌っています。
制作・販売した貧困撲滅のチャリティー団体「ActionAidスウェーデン支部」の広報担当によると、「スウェーデンにいるヤギ約20匹の声を収録し、音階に合わせて仕上げました。ジングルベルなどもあります」ということです。


こちらがCMです。

All I Want For Christmas Is A Goat   https://www.youtube.com/watch?v=ELvsokKcydM



【引用】
白ヤギさんから黒ヤギさんまで、いろんな種類のヤギたちがクリスマスソングを歌ってくれる、ナゾ需要なアルバムが発売され話題となっている。
世界中の貧しい人々を助けるための活動をしている「ActionAid」スウェーデン支部がリリースしたこのアルバム。マライア・キャリーの有名なクリスマスソングにかけた、「All I Want For Christmas Is A Goat(クリスマスに欲しいのはヤギだけ)」をはじめ、8曲のトラディショナルなクリスマスソングが収録されている。
実はひそかに「今年最も重要なクリスマスアルバム」として紹介される人気ぶりを見せているこのアルバム、ActionAid Swedenいわく、「ヤギにポジティブなイメージを与えたい」という目的のもと作られたそうだ。

白ヤギさんから黒ヤギさんまでポジティブなイメージのために歌っています。





2015年発売 『All I Want For Christmas Is A Goat   』というアルバムです。

日本ではAmazonでダウンロードできます。

今年のクリスマスソングにいかがでしょうか?

















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