2016年11月30日水曜日

仏教の儀式







11月25日 今日のお題:仏教の儀式




仏教の儀式ということですが、今月、11月21日~28日まで真宗本廟(東本願寺)では報恩講が勤められました。

<報恩講とは>
報恩講とは親鸞聖人、阿弥陀如来への御恩を報ずる集会です。
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人がお亡くなりになった11月28日に門弟方がお勤めになったのがはじまりとされます。


さて、21日からお勤めされる報恩講には多くのご門徒さんが参拝されますが、最終日の28日はより多くのご門徒さんが参拝されます。
ちなみに、ご門徒さんではない方も「ひと目見たい」と参拝されることがあります。

その理由は「坂東曲(ばんどうぶし)」という声明があるからです。

坂東曲は念仏と和讃を繰り返し、体を力強く前後左右に揺らしてお勤めするもので、現在は大谷派のみに伝えられています。
宗祖・親鸞聖人が越後に流された時、荒波により揺れる船上でお念仏を唱えたお姿を表すとも伝えられています。

この坂東曲、実際に見ると想像していたよりも大きく体を揺らしてお勤めされるのでちょっと驚きました。
しかも60名ほどの僧侶が一斉にお勤めされるのでダイナミックで迫力もあります。

儀式の一つといえばそうですが、見ていると一瞬、儀式という枠をこえた一種のエンターテインメント的なものも感じてしまいました。

近年では他宗教の僧侶がコンサートホールなどで声明を音楽のコンサートのように披露することもありますが、ある意味、坂東曲も多くの人に浄土真宗を知っていただく一つの機会・儀式だと思いました。






2016年11月4日金曜日

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